市販で買うと少し高めのサラダチキンですが、鶏むね肉を使って手作りするとお手軽な値段で作ることができます。
手作りのサラダチキンは中心まで火が通っていないと危険!作るときは注意が必要だよ。
鶏肉にはカンピロバクターという菌があり、鶏肉の中心部まで十分に加熱する必要です。炊飯器では、保温モードで温度管理でき手軽ですが、メーカーによっては保温温度が低く加熱が不十分なことがあります。
どの炊飯器でも食中毒のリスクなしに作れるレシピではないので注意が必要です。保温温度や判断する目安についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
\自宅で作るなら専用メーカー/
自己流の温度管理では食中毒リスクが高いです
サラダチキンを炊飯器で作ると食中毒の危険あり
炊飯器の保温モードで作るサラダチキンが人気ですが、自身の炊飯器を過信して作ることは、食中毒のリスクから見ると危険です。
\サラダチキンで食中毒になる原因/
- 肉に厚みがありすぎた
- 加熱時間が短かった
- 温度が低かった
上記の中でも、炊飯器で作る場合は保温温度が原因で火が通っていない可能性があります。
炊飯器の保温モードなら温度管理してくれるから安心でしょ?
メーカーによっては保温温度が低い可能性も高いよ!
炊飯器の保温モードは、メーカーや機種によって温度が異なるため、中心部まで火が通っていない可能性があります。保温温度が低い機種では、60度の保温温度の商品もあります。
保温温度が低い炊飯器を使っている場合は、加熱時間を延ばしても、中心部の温度も上がらないので危険です。炊飯器でサラダチキンを作る場合は、保温温度を確認してから作りましょう。
サラダチキンで食中毒が起こる理由は保温温度
炊飯器でサラダチキンを作る場合、食中毒が起こる原因は保温温度が可能性にあります。
カンピロバクター食中毒を予防するためには、2つの加熱方法のいずれかが必要です。
- 中心部まで75度以上を1分以上加熱
- 中心部まで63度以上かつ30分以上
68度を超えると鶏肉が硬くなると言われているので、低温調理であるサラダチキンは63度~68度の間の温度で作られていることが多いです。
ですが、炊飯器の保温モードでは63度を切る商品もあるため、食中毒リスクが高いです。
パナソニック | 74度(高め保温) 60度(低め保温) |
象印 | 73度(高め保温) 60度(低め保温) |
タイガー | 72度 |
シャープ | 67度~73度 |
保温温度が60度しかない場合は、中心部の温度は60度以上にならないので、食中毒のリスクが高まります。保温状態の水の温度を温度計で測ることが大切です。
温度管理ができる自信のない人は専用メーカーであるサラダチキンメーカーか、市販のサラダチキンを利用しましょう。
炊飯器で作ったサラダチキンでお腹を壊した人もいる
実際に口コミを調べてみると、炊飯器で作ったサラダチキンでお腹を壊してしまった人もいます。
食品安全委員会によると、鶏肉の32%~96%に菌がいると言われているので、今までお腹を壊していない人でも注意が必要です。
下痢程度で済む場合もありますが、免疫力や抵抗力の低い子供や高齢者では重症になることもあるので、注意が必要してください。
食中毒の危険あり!サラダチキンは炊飯器の保温温度に注意
炊飯器で作るサラダチキンは手軽にできる一方で、食中毒の危険性があります。
サラダチキンを作る場合は、保温モードの水の温度が何度になっているかを確認してから作りましょう。メーカーによっては、高めの保温温度に変えられる場合もあるので、取扱説明書を確認してみてもいいでしょう。
食中毒にならないためにも温度管理を徹底する必要があるよ!
温度管理に自信のない人は専用メーカーを使うと、自宅でも簡単にお手頃価格でサラダチキンを作ることが可能です。日常的にサラダチキンを食べる人は、ぜひ詳細をチェックしてください。
サラダチキンを毎日食べた結果やメリット・デメリットが気になる人は、下記の記事も合わせてごらんください。
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